当社は、2019年5月にトップメッセージ「ダイダン健康経営の目指すところ」を発表しました。役職員一人ひとりが幸福な生活を送り、一致協力して会社の成長と社会の発展に貢献することが重要であると考えます。この考えのもと、QOL（Quality of Life）の改善に取り組み、役職員全員の健康で心豊かな生活を目指すことで、会社の発展、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「ウェル・ビーイングタスクフォース」は、健康経営に係る計画・実施・検証ならびに社内展開などの取り組みを推進しています。また、その結果を取締役会に報告・付議し、取締役会による監督を受ける体制となっています。
| 取り組み | 年度実績績 | 2023年度 目標値 |
備考 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |||||
|
健康投資施策の取り組み状況 |
定期健康診断受診率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | ||
| 定期診断後の精密検査受診率 | 59.6% | 62.4% | 75.6% | 80.0% | |||
| ストレスチェック受検率 | 99.1% | 97.2% | 98.3% | 100.0% | |||
| 広く従業員に行う施策の参加率 | メンタルヘルスセミナー | - | 40.9% | 58.3% | 80.0% | ||
| 女性の健康セミナー | - | 41.1% | 22.6% | 80.0% | 全女性従業員のうち参加者の割合 | ||
| 健康情報提供システム | - | 83.5% | 96.6% | 100% | |||
| ウォーキングラリー | - | 15.7% | 24.0% | 50.0% | |||
| ハイリスク者の施策の参加率 | 特定保健指導該当率 | 23.6% | 22.8% | 22.3% | 20.0% | ||
| 特定保健指導実施率 | 55.2% | 62.8% | 72.5% | 80.0% | |||
| 各施策の従業員の満足度 | メンタルヘルスセミナー | - | - | - | - | 未評価 | |
| 女性の健康セミナー | - | - | 3.68 | 4.00 | 5点満点 | ||
| 健康情報提供システム | - | - | - | - | 未評価 | ||
| ウォーキングラリー | - | - | - | - | 未評価 | ||
| 労働時間の状況 | 月平均総労働時間 | 182時間 | 182時間 | 182時間 | 180時間 | ||
| 休暇取得の状況 | 年休取得率 | 48.0% | 49.6% | 53.2% | 60.0% | ||
| 従業員の意識変容・行動変容 | 健康診断の問診票の集計結果 | 喫煙率 | 35.6% | 35.7% | 35.7% | 30.0% | |
| 適正運動習慣者率 | 18.5% | 19.7% | 21.4% | 25.0% | 健康経営度調査票基準 | ||
| 適正睡眠維持者率 | 54.2% | 56.6% | 54.6% | 60.0% | 健康経営度調査票基準 | ||
| 適正飲酒習慣者率 | 79.7% | 81.2% | 78.5% | 85.0% | 健康経営度調査票基準 | ||
| 適正食習慣者率 | 36.3% | 38.0% | 38.2% | 40.0% | 健康スコアリングレポート基準 | ||
| ハイリスク者の管理 | 生活習慣病率 | 24.8% | 22.0% | 22.5% | 20.0% | 糖尿病・高血圧・脂質異常 | |
| 重症化率 | 8.7% | 8.4% | 7.7% | 6.0% | 上記＋合併症 | ||
| 生活機能低下率 | 0.3% | 0.2% | 0.3% | 0.1% | 上記の重篤な者 | ||
| ヘルスリテラシ― | 健康情報提供システム利用率 | - | 35.8% | 50.7% | 70.0% | 月1回以上のアクセス者率 | |
|
最終的な目標指標 |
健康診断の結果指標 | 適正体重維持者率 | 58.4% | 58.0% | 57.6% | 60.0% | BMI 18.5～25未満（23年10月算出基準変更） |
| 有所見者率 | 58.0% | 61.7% | 60.9% | 50.0% | |||
| 血圧リスク者率 | 1.1% | 1.4% | 1.2% | 1.0% | |||
| 血糖リスク者率 | 0.0% | 0.3% | 1.0% | 0.0% | |||
| 糖尿病管理不良者率 | 1.4% | 2.0% | 1.8% | 1.0% | |||
| 離職の状況 | 平均勤続年数 | 17.9年 | 17.6年 | 17.4年 | 18.0年 | ||
| 休職の状況 | メンタルヘルス不調による休職者数 | 8人 | 15人 | 27人 | 10人未満 | 長期欠勤を含む | |
| メンタルヘルス以外による休職者数 | 3人 | 7人 | 6人 | 5人未満 | 長期欠勤を含む | ||
| プレゼンティーイズム | - | - | - | - | 未評価 | ||
| アブセンティーイズム | 傷病による欠勤者数休職制度利用者率 | 0.32% | 0.57% | 0.75% | 0.5% | 全従業員に占める割合 | |
| ワークエンゲージメント | 従業員満足度 | 2.54 | 2.52 | 2.50 | 2.70 | 従業員アンケートによる回答（4点満点） | |
| ストレスチェック集計結果 | 高ストレス者率 | 11.2% | 11.8% | 11.6% | 10.0% | ||
上記の各施策のうち、現在最も力を入れているのはメタボリック症候群予備軍を対象とした「特定保健指導」の実施です。健康保険組合との共同実施（コラボヘルス）により、実施率は年々約10ポイント向上しています。また、若年層や保健指導非該当者に対しても希望する場合は同等の保健指導を提供する「準特定保健指導」制度も実施しています。
健康イベントのメインは「ウォーキングラリー」です。主催するダイダン健康保険組合は昨年からスポーツ庁「FUN＋WALK PROJECT」にも参加しており、そのイベントしても位置付けています。
当社は、過去4年連続の認定に続き、五度目となる「健康経営優良法人2024（大規模法人部門）」の認定を取得しました。
当社の健康保険組合であるダイダン健康保険組合は2021年4月に健康情報提供サービス「PepUp」を導入しました。これは社員と家族の一人ひとりに向けて健診結果・医療費・服薬記録などを表示し、それぞれに応じた健康記事を配信するWebサービスです。開始1年で登録率は95％を超え、健康推進活動の柱になっています。
スポーツイベントやe-ラーニングなどもこの中で開催されます。個人対抗・チーム対抗で歩く「ダイダン健保ウォーキングラリー」では、これまで4回の開催で延べ1,050人が参加しました。特定保健指導もこのシステムを活用しており、今後一層の健康推進を図ります。
当社は、2023年1月に「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。マテリアリティ（重要課題）の一つとして「協力会社・サプライヤーとのパートナーシップ」を掲げており、安全衛生協議会や専用サイト「協力会社の窓」を通じて、健康経営に関する情報提供や健康イベントの共同実施を進めています。
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