CONSTRUCTION 施工実績

Kurita Innovation Hub

  • 電気設備工事

SUMMARY 建物概要

栗田工業株式会社様は、新たな研究開発拠点「Kurita Innovation Hub(以下、KIH)」を2022年4月に開所しました。KIHは、国内外のお客さまや研究機関をはじめとするステークホルダーとのつながりにより多様な知を融合させ、社会・産業の課題を解決するイノベーションを生み出すための拠点です。当社は、大成建設株式会社様のもとで電気設備工事を施工しました。
Technology Innovation Centerは、水と環境に関する最先端の実験設備・分析機器とともに、高純度かつ大量の超純水を供給できる最新の超純水製造装置や最高水準の清浄度を誇るクリーンルーム等の検証設備を有しています。Technical Education Centerは、水処理に関する技術・ノウハウの習得や、お客さま・社会の課題を解決できる人材を育成するための研修設備を備えています。また施設全体として、水を循環利用できるシステムや、水処理と空調の冷熱システムを統合した省エネ・CO²排出量削減に寄与するシステムの導入、電源には再生可能エネルギーを100%活用する等、環境に配慮した設計としています。

所在地 東京都昭島市拝島町
用途 研究・開発施設
規模 Technology Innovation Center
(研究開発施設):5階構造1棟ほか
Technical Education Center
(複合機能を有する施設):3階構造1棟
敷地面積:30,112.33m2
延床面積:38,395.02m2
構造 RC造、S造、SRC造
竣工 2022年3月

SUMMARY 工事概要

設備概要

引込方式 高圧6.6kV 本線・予備線2回線受電(2棟)
受変電設備 屋内・屋外キュービクル式(6ヵ所)、
総設備容量:15,070kVA(変圧器:48台)
非常用
発電設備
3φ3W6.6kV 625kVA、3φ3W200V 250kVA
地下燃料タンクA重油 12,000L・5,000L
その他
設備
幹線、動力、電灯コンセント、誘導支援、
蓄電池、デジタルサイネージ、映像音響 他

MESSAGE 担当者より

当現場は、約2年間にわたる工期の中、お客さまのニーズに応えるべく施主、設計事務所、ゼネコンの各社様と幾度となく打ち合わせを行い、品質確保に努めました。特にクリーンルームの気密性能の確保、高度設備を有する大規模研究施設の性能を確保するため、瞬間停電・短時間停電における停復電シミュレーションを機械設備と協力し作成、実際に模擬停電にて検証・確認を行いました。
無事竣工を迎えられたのは工事に携わっていただいたすべての方々のご協力のおかげと深く感謝申し上げます。

東京本社技術第一部技術第二課
プロジェクトマスター
木南 雄一

CUSTOMER’S VOICE お客様の声

KIHは、ネーミングコンセプトである「社内外の多様な人々が集い、つながる、技術革新・社会革命の中心地(ハブ)」を実現し、さまざまなステークホルダーとの交流・稼働を通じてイノベーション創出を加速してまいります。施設の建設にあたり、貴社には省エネや電力使用量の見える化におけるさまざまなアイデアをいただき、設備に組み込んでいただきました。
また、計画変更や部材の不足がある中でも迅速かつ柔軟に御対応いただき、大変感謝しております。今後は設備のメンテナンスや改修工事などでもお世話になると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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